29日、札幌競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1800m)は、
本田優騎手騎乗の2番人気
セイウンビバーチェ(牡2、栗東・田所秀孝厩舎)が、好位追走から直線外に持ち出すと、逃げ粘る3番人気
ケイアイヘネシーを1.3/4馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分50秒5(良)。さらにクビ差の3着には7番人気
デイフラッシュが入った。
勝った
セイウンビバーチェは、父が新種牡馬Precise End、
母Definition(
その父Relaunch)という血統の外国産馬。父の
プリサイスエンド Precise End(牡7、
父エンドスウィープ)は、00年ベイショアS(米G3)勝ちなどがある。現在
JRAに登録れている産駒は
セイウンビバーチェのみ。
セイウンビバーチェは、7月11日のデビュー戦(阪神・芝1600m)では4着、続く8日の2歳未勝利(函館・芝1800m)も2着に敗れており、3戦目での勝ち上がとなった。通算成績は3戦1勝。
同じく2R・2歳未勝利(ダート1000m)は、松田大作騎手騎乗の1番人気
プライドキム(牡2、栗東・池添兼雄厩舎)が、道中離れた3番手追走から直線抜け出すと、後方から追い込んだ9番人気
リキアイチャンプに6馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分00秒4(良)。3着には6番人気
テンカジョウが入った。
勝った
プライドキムは、
父アフリート、
母ステファーナ(
その父リアルシャダイ)という血統で、伯母に
システィーナ(牝15、
父サクラユタカオー、95年京都牝馬特別-G3)がいる。15日のデビュー戦(札幌・芝1200m)では9着に敗れていた。通算成績2戦1勝。