スマートフォン版へ

みんなの投稿ニュース

【有馬記念】池添騎手、史上初の4勝目に・

  • 2016年12月21日(水) 23時47分
  • 1
  • 1
史上最多タイ、現役単独トップの3勝を誇るのが、ヤマカツエースで挑む池添謙一騎手(37)=栗東・フリー=だ。宝塚記念でも3勝を挙げている現役屈指のグランプリ男が、今年の有馬記念にかける熱い思いを語った。

 いよいよ有馬記念です。騎手として絶対に出場したいこの舞台に2年ぶりに立てることがうれしい。ホースマンのお祭りが日本ダービーなら、有馬はファンが一番熱狂するレース。当日の中山競馬場は切迫感に覆われ、異様な雰囲気ですもんね。

 コースから観客で埋め尽くされたスタンドを眺めると自然に気合が入りますし、結果を出して引き揚げてきた時に沸き起こる大歓声はマジで最高。「ジョッキーをやっててよかった!」。至福の時です。

 そんな最高の時間をドリームジャーニー(09年)とオルフェーヴル(11、13年)で3度も味わってます。(武)豊さんよりひとつ多く勝てていることが、自分の記録の中で唯一、誇れる数字です(笑)。

 3度とも強い馬に乗せてもらい、道中はストレスなく戦えた。勝因はコレに尽きます。ただ、精神的にはかなりキツかった。人気を集め、勝たなきゃいけない立場。押しつぶされそうな重圧を背負っていたので、正直、振り返りたくないんです。何週も前からゴールするまでずっと緊張してるんですから。だからうれしさより先に結果を出せた解放感。喜びが訪れるのはファンに拍手と大歓声に出迎えられてから。これが有馬3勝の思い。

 この年末の大一番に今年はヤマカツエースで挑みます。参戦を決めていただいた山田(和夫)オーナーと、管理する父(池添兼雄調教師)に感謝します。

 騎手になった時からいろんな夢や目標があります。日本ダービー制覇、1万回騎乗、1000勝…。現実に変えたものも多くありますが、その中のひとつ「父の管理馬でG1制覇」はまだ達成できていません。初めて親子で有馬に挑戦する今年は小っ恥ずかしいですが、やっぱりうれしい。

 前走の金鯱賞で4度目の重賞制覇。結果が出ない時期もありましたが、飛躍を期した4歳の最後に再び上昇カーブを描いてくれて、15日の1週前追い切りも抜群の動き。申し分のない状態で戦えます。2000メートルを超える距離で〈5〉〈13〉着と結果が出てないことをよく聞かれますが、どちらも苦手の道悪でしたから。この状態で良馬場なら2500メートルもこなしてくれるとの思い。

 
























ネタ元のURL
http://www.hochi.co.jp/horserace/20161220-OHT1T50257.html

みんなのコメント1件

新着投稿ニュース

投稿ニュース 注目数ランキング