今年も終わりに近付く季節となりましたが、そんな最中、今週(12/19)、米で非常に残念なNewsが飛び込んできました。
今年のBCスプリント(米G1)[TwinSpires Breeders' Cup Sprint]の2着馬
マゾキスティック[Masochistic](16トリプルベンドS(米G1)優勝 / セン6)
に対して、レース終了後の薬物検査(血液採取・検尿)において、筋肉増強作用のある薬物
アナボリックステロイドスタノゾロール[anabolic steroid stanozolol]
の薬物検査で陽性が判明しました。
これによって、2着入線の結果から、失格・降着となります。それに伴って、3着以下の着順入線馬が繰り上がる結果となります。
更に、カリフォルニア州競馬委員会[California Horse Racing Board]は、12/19に、Masochistic 関係者から 2着の獲得賞金 255,000ドル[約2,990万円]の剥奪を決定しました。
また、BC[Breeders' Cup World Championship]における薬物検査の失格は、
2008年 ウェイトアファイル[Wait a While](BCフィリー&メアターフ出走 / 3位入線失格)
以来、8年振りの事態となりました。
年末に全米に飛び込んだ 大きなNewsをお伝えしました。
--------
【追記1】
上記ネタ元URLは、Bloodhorse.comにて、昨日(12/20)に報じられたNewsです。
【追記2】
上記【追記1】には、News記事中間及び下部に
・Breeders' Cup Prohibited Substances Rule [BCにおける禁止薬物規則]
・Convicted Trainers Rule [失格制裁を受けた調教師の規則]
が記載されている為、非常に長くなっています。
なお、今回は、それより上部に記載された記事に当たる内容を記載しました。
【追記3】
Masochistic の管理は、ロナルド・エリス[Ronald W. Ellis]調教師。
血統は、父:Sought After、母:Trotinette (母父:Unusual Heat)。
- ネタ元のURL
- http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/218518/bc-wants-better-out-of-competition-testing