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キタサンが屈したサトノの組織力

  • 2016年12月26日(月) 21時54分
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有馬記念が終わって、こんな見方もあるのかと思いました。


一年を締めくくるグランプリにふさわしいスターホースが揃った第61回有馬記念(12月25日、中山芝2500m、3歳以上GI)を制したのは、1番人気に支持されたクリストフ・ルメールのサトノダイヤモンド(牡3歳、父ディープインパクト、栗東・池江泰寿厩舎)だった。

 逃げ宣言をしていたマルターズアポジーがハナを切り、武豊のキタサンブラックは5馬身ほど離れた2番手を進んだ。

 サトノダイヤモンドは、そこから5、6馬身遅れた中団の外目につけた。

 「外枠だったので、先行馬をある程度行かせたポジションをイメージしていたのですが、思っていたよりちょっと後ろでしたね」と池江調教師。

 1000m通過は1分1秒0。速くも遅くもない平均ペースだ。
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武豊が口にした「あのワンプレーだけが」。

 2コーナーを回りながらサトノダイヤモンドがポジションを上げ、向正面入口でキタサンブラックの直後の3番手につけた。

 「2500mでずっと外々を回らされると厳しいので、ポジションを上げ(て内に入れ)ました」とルメール。

 向正面で、キタサンブラックは、逃げるマルターズアポジーとの差を少しずつ縮めていった。3コーナー手前では2馬身ほどまで迫り、じわっとかわしに行こうとした、そのときだった。

 ヴァンサン・シュミノーのサトノノブレスが外から一気に来て、同厩舎・同馬主のダイヤモンドをかわしキタサンを急追してきた。そこから急激にペースが上がった。

 武が「あのワンプレー」とポイントに挙げたシーンだ。

 「3コーナーでサトノノブレスに突つかれたのが痛かった。あのワンプレーだけが」と、いったん言葉を切った。
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ダイヤモンドの進路を空けて走ったシュミノー。

 武としては、もうひと呼吸かふた呼吸置いてからペースアップしたかっただろう。しかし、マクられるわけにはいかないので、そこから逃げ馬をつかまえに行った。フランス人ジョッキーの連係プレーはある程度想定していたとしても、手の施しようがなかった。武は言葉をつづけた。

 「サトノノブレスは、あのままついて来るのではなく、内をあけて回ったでしょう。組織力の差が出ましたね」

後半はhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161226-00827143-number-horse
で。
ネタ元のURL
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161226-00827143-number-horse

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