30日、中山競馬場で行われた芙蓉S(2歳・オープン・芝1600m)は、スタートで後手を踏んで道中最後方追走となった岩田康誠騎手騎乗の1番人気サンブルエミューズが直線向いて大外から豪快な伸び脚を見せ、その後から追い込んだ2番人気フラムドグロワールに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒5(良)。

　さらにクビ馬身差の3着に3番人気エデンロックが入った。

　勝ったサンブルエミューズは、父ダイワメジャー、母ヴィートマルシェ、その父フレンチデピュティという血統。近親キョウエイマーチは、97年桜花賞1着など重賞5勝。

　前走8月26日の未勝利戦は、後続に0.8秒差つけて逃げ切り勝ち。今回は一転して後方一気の競馬で2連勝となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆サンブルエミューズ(牝2)
騎手：岩田康誠
厩舎：美浦・加藤征弘
父：ダイワメジャー
母：ヴィートマルシェ
母父：フレンチデピュティ
馬主：キャロットファーム
生産者：ノーザンファーム
通算成績：3戦2勝