今年の
スプリングS(G2)2着、
日本ダービー(G1)4着の
キョウワスプレンダ(牡3、栗東・吉岡八郎厩舎)が、左前脚の屈腱炎を発症していることが判明した。全治に関しては現在不明。
キョウワスプレンダは、
父サンデーサイレンス、母が4歳牝馬特別・東(G2)、93年
東京新聞杯(G3)を制した
キョウワホウセキ(
その父シンボリルドルフ)という血統。03年6月の未勝利戦(阪神・芝1600m)で勝ち上がると、続く
クローバー賞(OP)を快勝。その後は勝ち星に恵まれていないが、今年の
スプリングS(G2)では
ブラックタイド(牡3、栗東・池江泰郎厩舎)の2着に好走。続く
皐月賞(G1)では13着に敗れるも、
日本ダービー(G1)では13番人気ながら4着に好走していた。通算成績は9戦2勝。
今年の
日本ダービー出走馬は、
マイネルブルックがレース中に故障を発症し予後不良、12着の
コスモサンビーム(牡3、栗東・
佐々木晶三厩舎)、14着の
アドマイヤビッグ(牡3、栗東・橋田満厩舎)がともに骨折。8月に入って、16着の
マイネルマクロス(牡3、栗東・中村均厩舎)が屈腱炎発症と、相次いで故障に見舞われている。