馬の博物館で企画展「スーホの白い馬と草原の民」を開催
10月6日(土)〜12月2日(日)、馬の博物館(神奈川県横浜市)にて、企画展「スーホの白い馬と草原の民」が開催される。
『スーホの白い馬』は、モンゴルの民話に想を得た児童文学の名作として、子どもから大人まで広く親しまれている作品。羊飼いの少年スーホと白い馬の友情は、哀しくも心温まる物語として時代を超えて語り継がれている。
この物語の背景には、モンゴルの雄大な草原が広がり、そこでは古くから遊牧生活が営まれてきた。
人々は5種類の家畜(ウマ・ヒツジ・ヤギ・ウシ・ラクダ)とともに草原地帯を移動しながら暮らしており、中でも馬は、広い草原地帯で暮らす人々にとって重要な交通手段であると同時に、日常生活に欠かせない様々な物をもたらしてくれる、欠かせない存在。
本展覧会では、このようなモンゴルの人々と馬との生活や文化などを、『スーホの白い馬』の物語とともに民俗資料や絵画作品で紹介する。
【開催概要】
■会期:平成24年10月6日(土)〜12月2日(日) ※月曜休館(但し祝日は開館)
■会場:馬の博物館 第2展示室 神奈川県横浜市中区根岸台1-3
■開館時間:午前10時〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
■入館料:大人200円、小・中・高校生30円、団体(20名以上)半額 ※10月21日(日)馬とのつどい2012当日は無料
■お問い合わせ:045-662-7581、http://www.bajibunka.jrao.ne.jp