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ばんえい競馬の引退馬を林業で再雇用

  • 2017年01月26日(木) 23時22分
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PR TIMES
「ばんえい競馬の引退馬を林業で再雇用! 馬を使った古くて新しい林業に挑戦したい。」


信州の林業家が、競走馬を買い取り馬搬を行うクラウドファンディングをスタート。「人馬が共に働く新たな里山づくり」がテーマです。


株式会社柳沢林業は、ばんえい競馬の競走馬を買い取り、馬を使った林業である馬搬の復活を目指しています。馬搬は馬の力を動力とし、馬方が先導して山から木材を搬出する、人馬が協働する昔ながらの林業手法です。この馬搬を通じて信州・松本平の里山の活性させていく活動を「山と馬プロジェクト」として展開します。



<概要>
通常、馬の寿命は約30歳と言われますが、ばん馬の多くは10歳前後でその使命を終えてしまい、その後畜肉に回る馬も多くいます。今回のクラウドファンディングでは、ばんえい競馬の引退馬ヤマトを購入し、林業の現場で働く馬として再調教します。ヤマトは働き盛りの11歳、体重1.5トンでかつてばんえい競馬で優勝経験もあります。また馬の調教だけではなく、森の中でヤマトを自在に操るヒトの育成も行います。

また馬搬は地域の文化継承、環境負荷の低減、小規模な伐採、急斜面での搬出の有利性、機械とは異なりローコスト等見直す点が多く、近年は全国各地に馬搬への取組が見直され始めています。


期間 2017年5月8日23:59まで 目標金額 5,000,000円


<プロジェクトの展望>
馬搬を行う信州・松本平は人家にほど近い場所に森が広がっているため、重機を使った木材搬出が難しい地形の場所が数多く存在します。 また重機を通す作業道を開けるには大きなコストがかかるため、小さな現場である場合には尚のこと開通に踏み切れないという事情があります。馬搬は大規模な作業道を必要としないので、道を作るコストが掛からず低コストかつ環境にも優しい林業が可能となります。

また馬を使って田畑を耕す『馬耕』、上質な肥料である馬糞の活用など、里山の農業の活性も視野に入れた活動を行います。


少しでも多くの方に働く馬と林業の状況を知って頂き、人馬が共に働く新たな里山づくりの実現に向かって支援の輪を拡げていきたいと存じます。
ネタ元のURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000023730.html

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