20日、昨年の
マイルCS優勝馬で、18日の同レースでは14着に敗れていた
エイシンアポロン(牡5歳、栗東・松永昌博厩舎)が引退、今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りすると管理する松永昌博調教師が明らかにした。
エイシンアポロンは栗東・
岡田稲男厩舎から、09年8月2日の小倉4R新馬戦(芝1800m)でデビュー(5着)。2戦目の未勝利戦(小倉芝1800m)で初勝利。2歳時は
デイリー杯2歳Sで2着、
京王杯2歳Sで重賞初勝利。
朝日杯FSでも
ローズキングダム相手に2着。翌春の
弥生賞では、
ヴィクトワールピサを相手に2着。クラシック路線では活躍ならなったが、秋の
毎日王冠では2着に入った。その後は
天皇賞・秋で大敗して約1年の休養を経た4歳時、松永昌博厩舎へと転厩。復帰2走目の
富士Sで2年ぶりの重賞制覇を飾ると、11年11月の
マイルCSでG1・初優勝を飾った。
12年に入っては2桁着順が続いてしまい、先日の
マイルCSでも14着。この度関係者間で協議の結果、正式に引退表明となった。
【プロフィール】
◆
エイシンアポロン(牡5)
騎手:
池添謙一厩舎:栗東・松永昌博
父:
Giant's Causeway母:
Silk And Scarlet母父:
Sadler's Wells馬主:平井豊光
生産者:Silk and Scarlet Syndicate
通算成績:19戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:11年
マイルCS(GI)