8月12日の
ブリーダーズゴールドC(交流G2)3着後、左前屈腱炎療養のため千歳市の社台ファームに放牧に出されていた
ビワシンセイキ(牡6、栗東・松田博資厩舎)の
JRA登録が、17日付けで抹消された。今後は静内・レックススタッドで種牡馬として供用される。
ビワシンセイキは
父フォーティナイナー、
母オシアナ(
その父Northern Dancer)という血統で、伯父には名種牡馬
Storm Bird(牡26、デューハーストS-英G1)がいる。02年6月から5連勝で一気にOP入りすると、同年の
東京大賞典(交流G1)、翌03年
フェブラリーS(G1)では
ゴールドアリュールの2着に好走。続く
かきつばた記念(交流G3)で初重賞制覇を飾ると、その後も
帝王賞(交流G1)で2着と、ダート重賞戦線で活躍。03年12月のとちぎ
マロニエC(交流G3)制覇後は、勝ち切れない競馬が続き、前走の
ブリーダーズゴールドC(交流G2)でも、同厩
タイムパラドックス(牡6)の3着に敗れていた。通算成績は33戦10勝(地方12戦2勝)。