年明けの中山競馬の1週目でデビュー予定で、馬名も話題になりそうなオレモマッテタゼ(牡2・鈴木伸尋厩舎/父オレハマッテルゼ)について、管理する鈴木伸尋調教師に話を聞いた。(取材・写真：佐々木祥恵)

「馬名を登録する時に、父のオレハマッテルゼと紛らわしいので通らないと思ったのですが、2文字違えば通るのだそうです(笑)。
現在、馬体重が510キロくらいあり、馬格があって立派な馬ですよ。腰がゆるいところがあり、体がまだしっかりしていないのでダートから使い出しますが、手先が軽くて素軽い動きをするので、体がパンとしてきたら芝でもやれそうですね」

「ウチの厩舎にいる、いとこにあたるロイヤルクレスト(父ロージズインメイ・現3勝)に体付きも似ていますし、まじめで一生懸命走るところも似ています。素直で大人しい馬ですしね。入厩して1か月半ほどになりますが、ここまでしっかり乗り込んできました。先週のダートコースで出した67秒7は、結構良い時計だったと思います。まだ気持ちに前向きさがないので、今週は気持ちを乗せるような追い切りをしようと思っています。ダート1200mに使う予定でいますが、追い切りの動きを見て前向きさが足りない場合は、ダート1800mでデビューさせることも考えています」

　デビュー戦は、1月5日(土)の中山4Rのダート1200mか、1月6日(日)の中山3Rのダート1800mのどちらかになる予定。