3日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1600m)は、赤木高太郎騎手騎乗の1番人気
シルクトゥルーパー(牡2、栗東・大久保正陽厩舎)が道中最後方からレースを進めると、4角で外に持ち出し先行馬をまとめて差し切り快勝した。勝ちタイムは1分39秒0(良)。1.1/4馬身差の2着に後方から伸びた7番人気
ホッコーパドゥシャが、さらにクビ差の3着に2番人気
ホーマンラフィットが入った。
勝った
シルクトゥルーパーは、父が新種牡馬
アドマイヤベガ、
母シーヴィーナス(
その父Dayjur)という血統。半姉に01年
ファンタジーS(G3)3着の
ブライアンズイブ(牝5、
父ブライアンズタイム)や、
オーシャンS(OP)など現5勝
シルキーラグーン(牝4、美浦・池上昌弘厩舎、
父ブライアンズタイム)、半兄に現2勝
シセイヒカリ(牡3、栗東・大久保正陽厩舎、
父ウォーニング)、同牝系には
ビワハヤヒデ(
天皇賞・春-G1、
父シャルード)、
ナリタブライアン(3冠、
父ブライアンズタイム)などがいる。
アドマイヤベガ産駒は、前日の
札幌2歳S(G3)を
ストーミーカフェ(牡2、美浦・小島太厩舎)で重賞初制覇、
ききょうS(OP)を
レキシントンブルー(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が制しており、同馬が7頭目の勝ち上がりとなった。