船橋競馬場での引退式を終えた
フリオーソ(牡9歳)が1月9日朝、種牡馬生活を送る北海道日高町のダーレージャパンスタリオン・コンプレックスに到着した。この日は氷点下10度以上の寒い朝だったが、環境の変化にも動じることなく集まったスタリオンスタッフやダーレージャパンファーム関係者、生産者である
ハシモトファームらに元気な姿を見せた。
フリオーソは39戦11勝2着14回3着2回。NAR
グランプリ年度代表馬を4度受賞するなど
地方競馬を代表する名馬だった。
ダーレージャパンでは、以下のコメントを発表している。
◆三嶋健一郎(代表取締役社長)
「
フリオーソは、皆様ご存じの通り、地方所属馬としGIレースを6勝するなど大活躍、数々の称号を獲得し、ダーレーに大きな貢献をもたらしました。本馬の存在は、競走馬としてはもちろんのこと、リーディングサイアーである
ブライアンズタイムの後継馬としても貴重で、当然、種牡馬として大きな期待が掛けられます。今後は、その期待に応えられるよう素晴らしい産駒を送り出して欲しいと願っております」