現地時間3日、仏・ロンシャン競馬場で行われたカドラン賞(4歳上、仏G1・芝4000m)は、O.ペリエ騎手騎乗の圧倒的1番人気
ウエスターナー Westerner(牡5、仏・E.
ルルーシュ厩舎)が好位追走から抜け出すと、4番人気カット
クォーツ Cut
Quartzに3馬身差を付け圧勝した。勝ちタイムは4分19秒80(良)。さらに1馬身差の3着に6番人気ルカレ Le Carregaが入った。
勝った
ウエスターナーは、
父デインヒル、
母Walensee(
その父Troy)という血統。半姉にWar Game(
モーリスドニュイユ賞-仏G2、
父Caerleon)がいる。昨年の5馬身差圧勝続き、同レースを連覇した
ウエスターナーは、これまでに03年
ロイヤルオーク賞(仏G1)、04年グラディアトゥール賞、バブル
ヴィル賞(ともに仏G3)などを制しており、
イングランディーレが9着に敗れたゴールドC(英G1)では2着に入っている。今回が5度目の重賞制覇で、通算成績は21戦7勝(うちG1・2勝)となった。