10日、京都競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1800m)は、
武豊騎手騎乗の2番人気
ヴァーミリアン(牡2、栗東・石坂正厩舎)が、2番手追走から早めに抜け出し、01年
川崎記念など交流G1・3勝を挙げた
レギュラーメンバー(牡7、
父コマンダーインチーフ)の半弟で、1番人気に支持された
アウトオブサイトを3.1/2馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは1分51秒8(良)。さらに1馬身差の3着には5番人気
スパイジョブが入った。
勝った
ヴァーミリアンは、
父エルコンドルパサー、
母スカーレットレディ(
その父サンデーサイレンス)という血統で、半兄に7月の灘S(OP)を勝った
サカラート(牡4、栗東・石坂正厩舎、
父アフリート)、近親には今年の
皐月賞(G1)を制した
ダイワメジャー(牡3、美浦・
上原博之厩舎、
父サンデーサイレンス)や、00年新潟3歳S(G3)を勝った
ダイワルージュ(牝6、
父サンデーサイレンス)などがいる。
エルコンドルパサー産駒は今年の
JRA2歳戦10頭目の勝ち上がり(うち新馬7勝)となった。