前走
スプリンターズS16着後、休養に入っていた
ダッシャーゴーゴー(栗東・安田隆行厩舎)は早々にこのレースを目標にして栗東へ帰厩。この中間も十分に調教を積まれており、最終追い切りでは併せた
カレンジェニオを置き去りにする軽快な動きを見せた。
今朝は坂路を4F69.0〜3F51.3〜2F33.9〜1F17.4秒のラップで登坂。調教後の様子を見ても、馬体には太目感はない。「この中間は思い通りに仕上げることができました。最終追い切りも終い重点でしたが、絶好の動き。今年はなんとかG1を獲らせたい、そう思っているだけに、59キロも克服して欲しいですね」と安田隆行調教師。
前走福島芝1200mのみちのくSを勝って、少し間隔があいた
アフォード(栗東・
北出成人厩舎)。24日に追い切りが行われたということで、今朝は厩舎回りの運動という調整メニュー。
最終追い切りが23日ではなく24日になった理由については「少しでも馬場が回復してからやりたかったので」と
北出成人調教師。その甲斐あって、4F51.8秒は前日の一番時計よりも0.6秒速い数字だった。「重い馬場で疲れを残したくなかったので、少しでも回復した馬場で追い切ることができてよかったと思います」とのこと。
淀短距離S4着から中1週になる
アースソニック(栗東・
中竹和也厩舎)は23日に坂路で一杯に追い切られており、今朝は角馬場だけの調整。「中1週でもしっかりと追い切ることができましたし、状態はいいと思います。前走は重馬場が応えたと思うので、今回は良馬場でやりたいですね」と
中竹和也調教師。(取材・写真:井内利彰)