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サンワードロデム、差し切り勝ち

  • 2004年10月11日(月) 10時30分
 11日、東京競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1400m)は、梶晃啓騎手騎乗の2番人気トップガンマン(牡2、美浦・国枝栄厩舎)が好スタートからハナに立つと、直線では好位追走から内を伸びた6番人気クラウニングワークの追撃を1.1/2馬身差退け逃げ切った。勝ちタイムは1分23秒9(稍重)。さらに1/2馬身差の3着に外から追い込んだ1番人気ソブリンソニックが入った。

 勝ったトップガンマンは、父マヤノトップガン母ネオサカエール(その父マルゼンスキー)という血統。近親に93年阪急杯(G3)2着のナリタフジヒメ(牝15、父ディカードレム)がいる。9月18日のデビュー戦(中山・芝1200m)では1.1秒差の3着に敗れており、2戦目での勝ち上がりで、通算成績は2戦1勝となった。マヤノトップガン産駒は、今年のJRA・2歳戦では初勝利。

 2R・2歳未勝利(芝1800m)は、蛯名正義騎手騎乗の3番人気サンワードロデムが、道中後方待機から直線外に持ち出すと先に抜け出した2番人気マイネルザナドゥを1/2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分50秒5(稍重)。さらに3/4馬身差の3着には先行した6番人気ゼウスワンダーが入り、1番人気に支持されたシャコーミリオンは7着に敗れた。

 勝ったサンワードロデムは、父コマンダーインチーフ母ヴォイスフロムヘヴン(その父Affirmed)という血統。8月7日のデビュー戦(新潟・芝1800m)は10番人気ながら0.3秒差の3着に好走するも、その後は6、5着に惜敗していた。4戦目での勝ち上がりとなった。通算成績4戦1勝。コマンダーインチーフ産駒は、ケージーカチドキ(牝2、美浦・前田禎厩舎)、ミザンセーヌ(牝2、美浦・萩原清厩舎)に続き、今年のJRA2歳戦3頭目の勝ち上がり。

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