11日、東京競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1400m)は、梶晃啓騎手騎乗の2番人気
トップガンマン(牡2、美浦・
国枝栄厩舎)が好スタートからハナに立つと、直線では好位追走から内を伸びた6番人気
クラウニングワークの追撃を1.1/2馬身差退け逃げ切った。勝ちタイムは1分23秒9(稍重)。さらに1/2馬身差の3着に外から追い込んだ1番人気
ソブリンソニックが入った。
勝った
トップガンマンは、
父マヤノトップガン、
母ネオサカエール(
その父マルゼンスキー)という血統。近親に93年
阪急杯(G3)2着の
ナリタフジヒメ(牝15、
父ディカードレム)がいる。9月18日のデビュー戦(中山・芝1200m)では1.1秒差の3着に敗れており、2戦目での勝ち上がりで、通算成績は2戦1勝となった。
マヤノトップガン産駒は、今年の
JRA・2歳戦では初勝利。
2R・2歳未勝利(芝1800m)は、
蛯名正義騎手騎乗の3番人気
サンワードロデムが、道中後方待機から直線外に持ち出すと先に抜け出した2番人気
マイネルザナドゥを1/2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分50秒5(稍重)。さらに3/4馬身差の3着には先行した6番人気
ゼウスワンダーが入り、1番人気に支持された
シャコーミリオンは7着に敗れた。
勝った
サンワードロデムは、
父コマンダーインチーフ、
母ヴォイスフロムヘヴン(
その父Affirmed)という血統。8月7日のデビュー戦(新潟・芝1800m)は10番人気ながら0.3秒差の3着に好走するも、その後は6、5着に惜敗していた。4戦目での勝ち上がりとなった。通算成績4戦1勝。
コマンダーインチーフ産駒は、
ケージーカチドキ(牝2、美浦・前田禎厩舎)、
ミザンセーヌ(牝2、美浦・
萩原清厩舎)に続き、今年の
JRA2歳戦3頭目の勝ち上がり。