11日、東京競馬場で行われたプラタナス賞(2歳500万下、ダート1400m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気エイシンアスワン(牡2、栗東・川村禎彦厩舎)が道中好位追走から、逃げ粘る2番人気レオマジックを1.1/4馬身捕らえ快勝した。勝ちタイム1分24秒7(重)。さらに2.1/2馬身差の3着に2番手追走していた4番人気メジロハンターが入った。

　勝ったエイシンアスワンは、父Boundary(その父Danzig)、母Take My Hand(その父Devil's Bag)という血統で、従兄には現6勝のカイトヒルウインド(牡5、美浦・国枝栄厩舎、父Saint Ballado)がいる。牝系はローズS(G2)など重賞4勝を挙げたヒシナタリー(牝11、父Seattle Slew)と同じ一族。9月11日のデビュー戦(阪神・ダート1200m)は2着に7馬身差を付け逃げ切っており、この勝利で通算2戦2勝となった。