01年朝日杯3歳S(G1、現・
朝日杯FS)の覇者
メジロベイリー(牡6、栗東・武邦彦厩舎)の
JRA競走馬登録が、8日付けで抹消された。今後は青森県諏訪牧場で種牡馬生活を送る。
メジロベイリーは、
父サンデーサイレンス、
母レールデュタン(
その父マルゼンスキー)という血統。半兄に今年5月に急死した
メジロブライト(
父メジロライアン、
天皇賞・春-G1)がいる。
サンデーサイレンス×
マルゼンスキーという配合は、
スペシャルウィーク(牡9、
日本ダービー、
ジャパンC、
天皇賞・春、
天皇賞・秋-G1)と同じ。
同馬は、00年9月札幌でデビューし、4戦目の京都・未勝利(芝1400m)で初勝利を挙げる。続く朝日杯3歳S(G1)では10番人気ながら、1番人気
タガノテイオーを破り初G1制覇を成し遂げ、同年の最優秀3歳(旧)牡馬に選ばれた。しかし、脚部不安のため長期休養入りし、02年2月の
白富士S(OP)で復帰するも13着、続く
大阪城S(OP)も4着に敗れた。その後、屈腱炎を発症し再び休養に入っていた。通算成績は7戦2勝(うちG1・1勝)。