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【クイーンC(GIII)】(東京)〜ウキヨノカゼ 重賞初制覇

  • 2013年02月09日(土) 17時03分
東京11Rの第48回クイーンカップ(GIII、3歳牝馬、芝1600m)は4番人気ウキヨノカゼ(W・ビュイック騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒6(良)。クビ差2着に3番人気スイートサルサ、さらにクビ差で2番人気イリュミナンス、8番人気ジーニマジックの2頭が3着同着となった。

ウキヨノカゼは美浦・菊沢隆徳厩舎の3歳牝馬で、父オンファイア母アドマイヤダッシュ(母の父フサイチコンコルド)。通算成績は3戦2勝となった。

〜レース後のコメント〜
1着 ウキヨノカゼ(ビュイック騎手)
「4コーナーを回って、抜け出して単独で走る形になりました。ソラを使う馬だったら止まっていたかもしれませんが、止まらずに行ってくれました。ただその分、後ろからは迫られました。15番という一番外の枠だったのですが、不利にならないように、彼女のパフォーマンスが発揮出来るように、そればかり考えていました。まだまだ子供っぽいですが、今日のような勝ち方が出来たので、本番でもチャンスがある馬です」

(菊沢隆徳調教師)
「牧場には、厩舎開業の時からお世話になっていて、母のアドマイヤダッシュの仔ということで見せてもらいました。アドマイヤダッシュは私がジョッキー時代から乗っていた馬だったのです。是非やらせて下さいとお願いしました。気性がきついところは母に似ていますが、脚質やフットワークは違います。馬込みを経験してないなど、色々と課題はありますが、これからいい状態で行ければと思います。ジョッキー時代はあまり重賞で勝てませんでしたが、今回の、春に向けて夢のあるレースを勝てたのは、今後の楽しみです。今後は、桜花賞直行の予定で、馬の状態を見ながら1回放牧に出して、本番1ヶ月前くらいに馬を戻したいと思っています」

2着 スイートサルサ(田辺騎手)
「いい脚は使っていますが、あの馬(ウキヨノカゼ)には勝てませんね。着差が着差だけに悔しいです。モタれる面はありますが、左回りだと乗りにくくはありません。次からまた右回りだと思います、気をつけて乗りたいと思います」

3着同着 イリュミナンス(福永騎手)
「理想的な感じで運べました。狭いところよりも広いところを走らせた方がいいですし、勝ち馬の後ろで、あとはこの馬を交わせばと思っていました。これからまだ良くなると思いますが、せめて2着はと思っていたのですが…。距離はもっとあった方がいいと思います」

3着同着 ジーニマジック(三浦騎手)
「楽に行けましたし、この馬のペースで運べました。目標にされた分もありますが、最後まで頑張っています」

9着 コレクターアイテム(浜中騎手)
「緩い流れで、行きっぷりがもう一つでした。3コーナーから気合をつけて行ったのですが、反応していきませんでした。逆に下がって行ってしまいました。前が残る展開とは言え、ダラダラと終わってしまいました。全体的にいつもの走りではありませんでした。元々大人しい馬で、休み明けもあり、気持ちもさらにおっとりしていました。こんなものではありません。申し訳ないです」

12着 サトノフェアリー(田中勝騎手)
「まだ力をつけていません。これからです」

提供:ラジオNIKKEI

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