13日、荒尾競馬場で行われた
九州記念(3歳上、ダート2000m、1着賞金100万円)は、吉井浩和騎手騎乗の8番人気
エンジェルボーイ(牡4、荒尾・平山良一厩舎)が、好位追走から3角手前で徐々に進出を始めると、直線入り口で逃げた圧倒的1番人気(単勝170円)
キサスキサスキサスに並びかけ、叩き合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは2分14秒4(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には2番人気
ニシノボルドーが入った。なお、
ナイキペガサスは出走を取り消している。
勝った
エンジェルボーイは、
父サンデーブランチ、
母キャラットナズミ(
その父シービークロス)という血統。川崎・佐々木吉郷厩舎でデビューし、5戦目で初勝利を挙げる。その後、特別戦では勝利を挙げるものの、クラウンC(5着)、
羽田盃(9着)など、重賞戦線では好走できなかった。前々走から荒尾・平山良一厩舎に転厩し、3戦目で重賞初制覇となった。通算成績22戦5勝。
なお、
キサスキサスキサスは敗れはしたものの連続連対記録を33とし、
トウケイニセイが持つ日本記録41にあと8と迫った。