13日、
浦和競馬場で行われた
埼玉新聞杯(3歳上、ダート1900m、1着賞金1000万円)は、スタートから逃げた金子正彦騎手騎乗の1番人気
モエレトレジャー(牡3、川崎・足立勝久厩舎)が、ゴール前で中団から追い込んだ4番人気
マキノヒリュウに1馬身差を付け、重賞2連勝を飾った。勝ちタイムは1分58秒4(不良)。さらに1.1/2馬身差の3着には、5番人気
ストロングゲットが入り、前走
さきたま杯(交流G3)を制した
ロッキーアピールは勝ち馬から0.8秒差の4着に敗れた。
勝ったは
モエレトレジャーは、
父トレジャーアイランド、
母イブキピンクレディ(
その父ノーザンテースト)という血統。半弟は、8月28日の
クローバー賞(2歳OP)を制した
モエレフェニックス(牡2、北海道・
堂山芳則厩舎、
父サンデーサイレンス)で、伯父に
ノーザンコンダクト(牡15、
父ノーザンテースト、ラジオたんぱ杯3歳S-G3)がいる。今年2月の
しらさぎ賞(南関東G3)で重賞初制覇を飾ると、その後は
羽田盃、
東京ダービー(共に南関東G1)で4、12着に敗退。前々走の
黒潮盃(南関東G2)でも6着に敗れていたが、前走の
戸塚記念(南関東G3)で重賞2勝目を挙げていた。通算成績は13戦5勝(うち重賞3勝)。