16日、東京競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1400m)は、
中舘英二騎手騎乗の2番人気
デザートモーニング(牡2、美浦・加藤修甫厩舎)が、好スタートから先頭に立つと後方2番手から追い込んだ
トーセンベルボーイに1.1/2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分25秒2(良)。さらに2馬身差の3着には3番人気
コスモピーターが入った。
勝った
デザートモーニングは、父が新種牡馬
グラスワンダー、
母サンルージュ(
その父シェイディハイツ)という血統。伯父にはダロス Daros(セン15、
父ダミスター、
デルマー招待ダービー-米G2)がいて、3代母は80年英チャンピオンS(英G1)を制したカーンルージュ
Cairn Rougeとなる。3日のデビュー戦(中山・芝1600m)では0.2秒差の3着に敗れていた。通算成績2戦1勝。
グラスワンダー産駒は、
新潟2歳S(G3)4着の
フェリシア(牝2、美浦・
上原博之厩舎)、
エイシンハッピー(牝2、栗東・坂口正則厩舎)、
グラスファイター(牡2、美浦・尾形充弘厩舎)に続き
JRA4頭目の勝ち上がり。
2R・2歳未勝利(ダート1600m)は、
柴田善臣騎手騎乗の4番人気
オースミダイケン(牡2、美浦・成島英春厩舎)が、中団追走から直線半ばで先頭立つと、先に抜け出した5番人気
マイネルトイフェルを2.1/2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分40秒8(稍重)。3着には逃げた2番人気
サクラエスプリが入った。
勝った
オースミダイケンは、
父ジェイドロバリー、母は89年阪神牝馬特別(G3)を制した
ルイジアナピット(の
父ヴァリィフォージュ)という血統で、近親には96年
北九州記念(G3)を制した
マジックキス(牝12、
父サンデーサイレンス)がいる。8月15日の新馬戦は5着と敗れ、3戦目での勝ち上がり、通算成績は3戦1勝となった。8月15日のデビュー戦(新潟・ダート1200m)7着、前走の2歳未勝利(中山ダート1800m)4着に敗れており、3戦目での勝ち上がりとなった。通算成績は3戦1勝。