3番人気の
オレアリア(牡、
父シンボリクリスエス、栗東・石坂)が、雪の舞うデビュー戦を豪快な末脚で制した。道中は自分のリズムで中団待機。勝負どころでの反応はひと息だったが、直線でエンジンが点火すると一気に加速。逃げた6番人気の
ブルーチッパー(2着)をかわし、1馬身半差をつけてゴールした。勝ちタイムは1分53秒7。さらに3馬身半差の3着は2番人気の
マッケンジー。なお、1番人気の
イナセナは2番手追走から後退し、6着に敗れた。
「使いつつかなと思ってたんですが、さすがは血統馬。地力がありますね」と浜中は感心しきり。母は08年の
マイルCSを制した
ブルーメンブラット。「体質がパンとして絞れてくれば、動きも素軽くなると思うんで、芝でもやれるはずです」と期待を膨らませていた。
提供:デイリースポーツ