16日、京都競馬場で行われた3R・2歳新馬(芝1400m)は、
福永祐一騎手騎乗の3番人気
ラインクラフト(牝2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、好位追走から早めに抜け出すと、内をついた7番人気
ルスナイオブサクラに5馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分21秒8(良)。さらに1馬身差の3着には1番人気
セトモモチャンが入った。なお、
エーピーソワレは出走を取り消している。
勝った
ラインクラフトは、
父エンドスウィープ、
母マストビーラヴド(
その父サンデーサイレンス)という血統。祖母が84年
京成杯3歳S(G2)など重賞3勝をあげた
ダイナシュート(
父ノーザンテースト)で、叔父が01年東京スポーツ杯2歳S(G3)を制した
アドマイヤマックス(牡5、栗東・橋田満厩舎、
父サンデーサイレンス)と、牝系は名門
ファンシミン系にあたる。
エンドスウィープ産駒は
セイウンココロザシ(牡2、美浦・河野通文厩舎)、
デポジットブック(牡2、栗東・松元茂樹厩舎)に続き、今年の
JRA2歳戦3頭目の勝ち上がりとなった。