21日開幕のばんえい競馬で、新馬が出走資格を得るためコースを走る「能力検査」が9日、北海道帯広市の帯広競馬場で始まった。
2歳馬を中心に約170頭が新馬戦を目指してテストレースに挑んだ。
馬たちは馬産地の十勝地方や青森県などから集まった。通常のレースと同じ直線200メートルの走路に2か所の障害があるコースを走る。規定タイムは4分前後で、走路妨害せずに完走することなどが合格の条件。
実力馬は1分余りでゴールした一方、横にそれてコース外に出てしまう馬や、第2障害を乗り越えられず、うずくまってしまう馬もいた。合格率は78・1%で132頭が合格した。
レースでは、生産者や厩舎きゅうしゃの関係者が「止まるなー」「頑張れ」と声援を送った。能力検査は8月まで計10回行われるが、不合格の馬の一部は馬肉用の市場の競りにかけられる
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