18日、今年の
羽田盃(南関東G1)を制した
トキノコジロー(牡3)が、川崎・長谷川蓮太郎厩舎から美浦・高橋義博厩舎へ移籍となった。
トキノコジローは、
父ホリスキー、
母ミスコンバット(
その父ラッキーソブリン)という血統で、半姉には
JRAで2勝を挙げた
コンバットオーキ(牝9、
父アイネスフウジン)がいる。昨年の8月にデビュー戦(川崎・ダート900m)を飾ると、3連勝で
鎌倉記念(南関東G3・ダート1500m)を制覇。続く
全日本2歳優駿(交流G1)10着、年明けのオープン戦でも5着に連敗したが、3ヶ月半ぶりの出走となった
羽田盃では最後方から直線だけで豪快に差し切り、G1初制覇を飾った。その後、
東京ダービー(南関東G1)8着、
ジャパンダートダービー(交流G1)5着と敗れたが、前走のダービー
グランプリ(交流G1)では、地方馬では最先着の4着に入っている。通算成績9戦4勝(重賞2勝)。
これまでに、
羽田盃を制したのち
JRAに移籍した主な活躍馬として、82年
セントライト記念を制した
ホスピタリテイがいる。現役では、サウジアラビア
ロイヤルC(OP)2着、
マリーンS(OP)3着の
プリンシパルリバー(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)がいる。