20日、17日に宇都宮競馬で行われた狗尾草(エノコログサ)特別(ダート1500m)でゴール後に故障を発生した
フレアリングマズルに安楽死の処置が取られた。
同馬は、
父ホワイトマズル、
母ヤマノフレアリング(
その父ホープフリーオン)という血統。00年に北海道・鈴木英二厩舎でデビューし、北海道
3歳優駿(交流G3)2着、全日本
3歳優駿(交流G2)3着と中央所属馬相手に健闘する。その後01年1月に大井・高橋三郎厩舎に転厩し、
羽田盃(2着)、
東京王冠賞(2着)、
東京ダービー(3着)と南関東三冠馬
トーシンブリザードのラ
イバルとして活躍し、同年の
JBCスプリント(交流G1)では地方馬最先着の3着に好走する。02年
東京シティ盃で初重賞制覇を成し遂げると、続く
フロンティアスプリント盃、
マイルグランプリと重賞を連勝するなど地方重賞戦線で活躍した。その後、北海道・鈴木英二厩舎に再転厩した後、現在の宇都宮・川村元美厩舎所属になっていた。通算成績は43戦9勝(うち重賞3勝)。