一発ムードが漂う攻め気配だ。
オメガハートランドが美浦Wでビシッと気合をつけられた。
キングレオポルド(6歳オープン)との併せ馬は、直線入り口で外に持ち出されて2馬身先着。スタート時に2馬身先行していたとはいえ、調教駆けする僚馬を相手にここまで動ければ立派と言える。4F52秒9-38秒4-12秒9のタイムに、橋本助手も笑顔で合格点を与えた。「予定通り4Fから強めに。しまいまでしっかり走っていた。良かったと思います」。前走の
ニューイヤーSは6着に敗れたが「牡馬相手に頑張った。以前は調教でも動かない時期があったけど、今は動きが違ってきている」とうなずく。今回の中山芝1800mは、昨年の
フラワーCを快勝した舞台。「あまり時計の速い決着だと不安もありますが、道中でうまくためて行ければ」と、高まる期待感をその口調ににじませていた。
提供:デイリースポーツ