9日(現地18時15分)、UAEドバイ・メイダン競馬場で行われたマハーブ・アル・シマール(GIII・AW1200m・1着賞金12万USドル)に、日本から遠征中の
ファリダット(牡8、栗東・松元茂樹厩舎)が、
武豊騎手を鞍上に現地で2走目の出走を迎えた。
10頭立て9番枠からスタートを五分に出て、道中は中団5〜6番手の外目を追走していた
ファリダットだったが、4コーナーで手応えが若干怪しくなり、直線に向くとズルズルと後方へと後退。目立った伸び脚も見せることなく、失速して9着に終わった。
同馬は3月30日(土)に行われる、ドバイ・ゴールデン
シャヒーン(メイダン・GI・AW1200m)に向け、現地でのレーティング獲得を狙ってドバイ遠征を敢行していたが、今回の結果を受けて本番出走への情勢が厳しくなった。
なお、レースを制したのは、R.マレン騎手騎乗の地元馬レイナルドザウィザード(セン7、UAE・S.
シーマー厩舎)で、好位追走から直線半ばで一気に抜け出しての圧勝。2着は、
クリプトンファクター(セン5、UAE・F.
ナス厩舎)、3着にはバルモントマスト(セン5、愛・E.ライナム厩舎)が入っている。
【プロフィール】
◆
ファリダット(牡8)
騎手:
武豊厩舎:栗東・松元茂樹
父:Kingmambo母:ビリーヴ母父:サンデーサイレンス馬主:前田幸治
生産者:
North Hills Management
通算成績:43戦5勝