スマートフォン版へ

富士S、アドマイヤマックス快勝

  • 2004年10月23日(土) 15時45分
 23日、東京競馬場で行われた富士S(G3・芝1600m)は、武豊騎手騎乗の1番人気アドマイヤマックス(牡5、栗東・橋田満厩舎)が、スタート直後は先行するも徐々に折り合いをつけ、直線は持ったままで馬群を割ると、先に抜け出した2番人気モノポールを1.1/4馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分33秒2(良)。さらにクビ差の3着は後方3番手から大外を伸びた4番人気メテオバースト。3番人気に支持されたマイネルモルゲンは、スタート直後から後方のまま12着に敗れた。

 勝ったアドマイヤマックスは、父サンデーサイレンス母ダイナシュート(その父ノーザンテースト)という血統。全姉は97年桜花賞(G1)3着のホーネットピアス(牝10)で、牝系はダイナフェアリー(父ノーザンテースト京成杯-G3)、ダイナフェアリーの仔ローゼンカバリー(父サンデーサイレンスセントライト記念-G2)、サマーサスピション(父サンデーサイレンス青葉賞-G3)、さらにタヤスメドウ(父サンデーサイレンス新潟大賞典-G3)などが並ぶ名門ファンシミン系。

 デビュー2戦目で01年東京スポーツ杯2歳S(G3)を制すも、続くラジオたんぱ杯2歳S(G3)は1番人気で3着に敗退。その後、骨折が判明し休養入り。復帰戦となった02年セントライト記念(G2)でいきなり2着に好走するも、菊花賞(G1)では2番人気で11着に敗れた。昨年の安田記念(G1)では、約半年ぶりの競馬ながら2着に好走するも、続く関屋記念(G3)は1番人気で3着。その後、スプリンターズS(G1)3着、香港マイル(香G1)4着と勝ち切れない競馬が続いていた。今回の勝利は、東京スポーツ杯2歳S以来、約3年ぶりの勝利で、重賞2勝目となった。通算成績は13戦3勝(海外1戦0勝)。

 鞍上の武豊騎手は、ゴールデンキャストで制したセントウルS(G3)に続くJRA重賞制覇で、今年14勝目。通算では191勝目。同レースは昨年のミレニアムバイオに続き連覇となる。管理する橋田満調教師は、スズカマンボで制した朝日チャレンジC(G3)に続くJRA重賞制覇で、今年3勝目。通算では34勝目。

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す