4月、春真っ只中です。が、そんな折、大変残念なNewsが飛び込んできました。
昨夜に、ダーレー ヨーロッパ[Darley Europe]で余生を送っている馬 ケープクロス[Cape Cross]が、老齢に伴う衰弱によって、23歳で亡くなった事が明らかになりました。
Cape Crossは、現役時は 1998年ロッキンジS(英G1)優勝。通算成績19戦5勝。
種牡馬入りは、2000年春より 愛キルダンガンスタッド[Kildangan Stud in Ireland]にて。同年には、ニュージーランド(新国)ケンブリッジスタッド[Cambridge Stud NZ]でシャトルサイアーとして繋養されました。
種牡馬としてG1優勝馬
・シーザスターズ[Sea The Stars](2009凱旋門賞(仏G1)等G1 6勝)
・ゴールデンホーン[Golden Horn](2015凱旋門賞(仏G1)等G1 4勝)
・ウィジャボード[Ouija Board](2015香港ヴァーズ(香G1)等G1 6勝)
・ベーカバド[Behkabad](2010年パリ大賞典(仏G1)優勝 / 日本輸入)
等10頭を輩出。母父では、
・ロジユニヴァース[Logi Universe](2009年日本ダービー(日G1)優勝)
・オーストラリア[Australia](2014年英ダービー(英G1)等G1 3勝 / 母:Ouija Board)
等を産みました。
Cape Crossの血統は、父:Green Desert、母:Park Appeal (母父:Ahonoora)。
種牡馬引退は、昨年(2016年)の春。それから1年後に亡くなってしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
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【追記1】
ネタ元URLは、Darley Europeにて、昨夜に掲載されたNews記事からです。
【追記2】
Cape Crossの血統表及びプロフィールを追記として添えておきます。
●血統表URL: http://www.pedigreequery.com/cape cross [Pedigree Queryより]
●プロフィールURL: https://www.racingpost.com/profile/horse/450464/cape-cross/ [Racingpostより]
余談になりますが、Cape Crossは、現役時に日本調教馬と対戦経験があります。
タイキシャトル[Taiki Shuttle]が勝った 1998年ジャックルマロワ賞(仏G1)です。その時は逃げて 約1/2馬身差の3着でした。
- ネタ元のURL
- https://www.darleyeurope.com/news/cape-cross-dies-23