朝一番、開門直後の坂路馬場での追い切りとなった
オルフェーヴル(栗東・
池江泰寿厩舎)。スタート地点では、先行する
オンワードシェルタの2馬身ほど後方につけて追走。道中は
オンワードシェルタの後ろにつけ、ウッドチップが被るような位置でその差を保ち、後半2Fを迎えた。
残り300mほどの地点で右に進路をとると、追い出されて、あっという間に追いつく。あとは突き放す一方という感じだったが、まっすぐと駆け上がっており、先週よりも動きの良さを感じる内容。時計は4F52.2〜3F38.2〜2F24.8〜1F12.3秒と全体の数字が速く、こちらも先週よりも良い。なによりラスト1Fが最速になるラップだった点が終いの伸びを物語っている。この追い切り内容に中間の調教量も踏まえると、特に気になる点はない仕上げと言えるだろう。(取材・写真:井内利彰)