スマートフォン版へ

好調オルフェーヴル池添騎手確かな手応え/大阪杯

  • 2013年03月28日(木) 12時00分
 開門直後の栗東坂路に一番乗りしたオルフェーヴルは、先行するオンワードシェルタ(7歳障害オープン)を1馬身追いかける形でスタート。残り300mで馬体を並べ、200mで前に出ると2馬身半先着を決めた。4F52秒2-38秒2-12秒3。軽く仕掛けただけで好タイムをはじき出した。始動戦を前に池添は「先週も反応が良かったけど、プラス気合乗りがいい。毛ヅヤもフットワークも良くて、いい休養が取れたな、と感じた」と力強くうなずいた。

 レース1週前、当週と主戦が2週連続で騎乗するのはこれまでと同じ。「いつも右へもたれる馬で先週も内へよれていたけど、今回は真っすぐに走っていた。気合がすごく乗った」。手綱越しから伝わってくる“好調”のサインに確かな手応えをつかむ。

 競馬史に残る衝撃的なレースから約1年が過ぎた。昨年の阪神大賞典では2周目3コーナーから外へ逸走。止まりそうな格好で最後方まで下がったが、そこから再び闘志を燃やして馬群に戻り、勝ち馬に半馬身差の2着まで詰め寄った。「昨年は初戦でああいうことがあって、そのあとリズムを崩したので…」。狂った歯車を元に戻せずに天皇賞・春は11着に敗れただけに、「大事な初戦なので結果を出したい」とVを誓った。

 今年はより慎重かつ最善の形で始動戦を迎えることを選択した。有馬記念をパスしてジャパンカップのあと4カ月の休養を取ったことで完全にリフレッシュ。昨年とは違い、競馬のしやすい中距離からスタートさせる。「掛かるところがある馬なので、3000mよりも2000mの方が乗りやすい。自分のレースをするだけです。まず一番に折り合い。そして、当日見せる顔がレースによって違うので、しっかりと呼吸を整えてコンタクトを取りたい」と表情を引き締めた。
提供:デイリースポーツ

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す