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岩田康誠騎手が移籍8年目でJRA通算1000勝達成!

  • 2013年04月20日(土) 17時00分
 20日、京都競馬場で行われた11R・錦S(4歳上・1600万・芝1600m)で、道中では好位のインコースを追走していた2番人気セイルラージ(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)が、直線に向いて内から一気に抜け出して優勝。騎乗していた岩田康誠騎手(39歳、栗東・フリー)は、1999年11月7日のJRA初騎乗から数えて13年5か月、2006年3月のJRA移籍からは7年1か月での史上25人目、現役では11人目となるJRA通算1000勝を達成した。

 なお、勝利を飾ったセイルラージは、ダートの活躍馬ローマンレジェンドミラクルレジェンドなどでのコンビでもお馴染みの藤原英昭厩舎の所属馬で、奇しくも同調教師にとってJRA通算400勝目が重なる、ダブルでのメモリアルVの達成となっている。

 レース後、岩田騎手はお立ち台に上ってインタビューに応え、「日ごろから1000勝できたらいいなと思いながら、これを大きな目標として、日々一生懸命に乗ってきました。それから、この記録は自分一人で勝ち取ったものではなく、馬主さんはじめ、関係者の皆様のお陰だと思います。(京都競馬場での記録達成については)初めてJRAに騎乗した競馬場だったので、そこで達成できて凄く嬉しいです。(今後の抱負については)一つ一つのレースを大切に、気持ちを込めて乗り、毎年の目標にしている『全国リーディング』を獲れるように、頑張っていきます。(その上で)記録よりも、ファンの皆様の記憶に残るレースをできればいいなと思います。」と話した。

 また、自身の後ろでプラカードを持っていた浜中俊騎手と、岡田祥嗣騎手からの祝福については真顔で「感無量です」と答えるも、浜中騎手が苦笑するなど周囲の空気はやや失笑ムードに…。思わぬ『不発』に、壇上の主役もたまらず恥ずかしそうにしていた。

岩田康誠騎手プロフィール】
1974年3月12日生まれ(39歳)
1991年10月23日地方競馬初騎乗
1991年10月29日地方競馬初勝利
1999年11月7日JRA初騎乗
2000年9月16日JRA初勝利

【主な重賞勝ち鞍】
2002年セントウルS(GIII) ビリーヴ
2004年菊花賞(GI) デルタブルース
2006年メルボルンC(豪-GI) デルタブルース
2007年ジャパンC(GI) アドマイヤムーン
2008年天皇賞・春(GI) アドマイヤジュピタ
2009年皐月賞(GI) アンライバルド
2011年ジャパンC(GI) ブエナビスタ
2012年日本ダービー(GI) ディープブリランテ
2012年ジャパンC(GI) ジェンティルドンナ
2012年香港スプリント(香港-GI) ロードカナロア
2013年高松宮記念(GI) ロードカナロア

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