1997年の秋の天皇賞に優勝するなどGIレースを2勝し、現役引退後はノーザンファームで繁殖牝馬として供用されていた
エアグルーヴ(牝・20歳)が、23日(火)午後11時にノーザンファーム早来牧場(北海道勇払郡安平町)で病気(出産後の内出血)のため息を引き取ったとの連絡が
JRAにあった。
(ノーザンファーム吉田勝己氏のコメント)
この2年間は産駒に恵まれなかったのですが、昨晩8時に
キングカメハメハの素晴らしい牡駒を出産いたしました。そして母子ともに元気な姿を確認して間もなくの訃報に声も出ませんでした。現役時の活躍をはじめ繁殖牝馬として、まさに当牧場で一番の実績をあげた名馬で、まさにノーザンファームの歴史の中心にいた馬でした。改めましてこれまでファンの皆さまからいただきました数々のご声援に、牧場を代表し心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
(
JRA発表による)
エアグルーヴは
オークス、天皇賞と2つのGIを勝ったほか、
ジャパンカップで2度2着となるなどGIの最前線で活躍を続け、競走生活を引退後も母として
アドマイヤグルーヴ、
ルーラーシップのGI勝馬など多くの活躍馬を送り出していた。
提供:ラジオNIKKEI