調教時間も後半の時間帯、9時前の坂路馬場を単走で駆け上がった
レッドアリオン(栗東・橋口弘次郎厩舎)。坂路のスタート地点に行くまでは、いつも通り、少しテンションの高いようなところを見せていたが、キャンターに移ってからはスムーズ。カーブを回ったところで、きっちりと手前を替えたあたり、調教の意図をしっかり理解して走っているように映った。時計は4F70.8〜3F50.8〜2F32.7〜1F16.2秒と少し遅めだった。
そのあたりを担当者であり、今朝の調教にも騎乗した甲斐純也調教助手に聞いてみると「やんちゃなところはありますが、普段から引っ掛かるようなところはない馬。今朝も雰囲気を見て、坂路を上がってきました」とのこと。逍遥馬道から、厩舎への帰り道でその様子を確認したが、変なテンションの高さはなし。むしろ、同調教助手と
レッドアリオンの雰囲気の良さを感じることができた。(取材・写真:井内利彰)