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1勝馬ダンビュライト「新しい歴史つくる」

  • 2017年05月24日(水) 23時19分
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◆第84回日本ダービー・G1(芝2400メートル、28日・東京競馬場)

 日本ダービーの長い歴史で、2年連続制覇した騎手はわずかに2人。これまで史上最多の5勝を挙げる武豊騎手(48)=栗東・フリー=は今年、皐月賞3着のダンビュライトで挑む。1勝馬でのダービー制覇になれば、77年ぶりの快挙。2歳戦が始まった45年以降では史上初の1勝馬Vで、ユタカが新たな歴史をつくるか。

 今年も日本中の注目を集める競馬の祭典がやってきた。歴代最多の5勝をマークしている武豊にとっても、やはり、このレースは他とは違う思いがある。

 「ダービーは5勝でもまだ足りない。年を重ねるごとにダービーで乗せてもらえることに重みを感じる。小さい頃から競馬を見て育ってきた僕にとっては、やはり特別なレースだね」

 28度目の参戦となる今年は皐月賞3着馬ダンビュライトで臨む。前走は12番人気の低評価を覆しての健闘とみられているが、名手は悔しさをにじませた。

 中略

 その悔しさをダービーで晴らすため、17日の1週前追い切りで感触を確かめた。栗東・坂路で51秒7―12秒6をマーク。攻め馬駆けするサンライズノヴァ(3歳オープン)が相手だったため、1馬身遅れたが、背中から伝わる好気配に手応えをつかんだ。距離延長にも悪いイメージはない。

 「先行して(併せ馬で)負けたけど、相手がすごく動くからね。動きは悪くないし、落ち着きがあっていい感じ。状態は良さそう。あっさり抜かれたけど、そこからしぶとかったし、距離が延びても全く駄目という感じではない。スタミナがあるし、いい方に出そう」

 重賞で上位争いをしているダンビュライトだが、白星は新馬での1勝だけ。1940年のイエリユウ以降、ダービーでは1勝馬が勝っていないという負のデータがあるが、武豊は一笑に付した。

 「意外な感じ。でも、皐月賞3着馬は何頭(武豊自身で勝ったスペシャルウィーク=98年、タニノギムレット=02年など10頭)も勝っているし、新しい歴史をつくらないと。今回はそれに挑戦だね。1勝馬のデータと最多勝ジョッキー、どっちが勝つか」

 新しい歴史をつくり、歴史を塗り替えるための週末を、天才騎手は心待ちにしていた。
ネタ元のURL
http://www.hochi.co.jp/horserace/20170523-OHT1T50177.html

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