池添謙一騎手(33)=栗東・フリー=がフランスから帰国し、8日から栗東トレセンでの調教騎乗を開始した。
凱旋門賞(10月6日・ロンシャン)に再チャレンジする
オルフェーヴルの騎乗指名を目指し、4月7日から6月10日までの約2か月間、フランスで経験を積む予定だった。しかし、昨年に続いてC・スミヨンが同馬に騎乗することが決定、夢は破れた。
結果的に失意の帰国となったが、気持ちを切り替えなくてはいけない。今週の
ヴィクトリアマイルでは有力馬の1頭、
サウンドオブハートとコンビを組む。
「向こうでは5回しか乗れなかった。帰ってきてありがたみを感じます。サウンドとは2回コンビを組ませてもらったが、牝馬特有の切れ味がある。松山康先生は来年で定年。しっかり仕上げてくると思うし、楽しみです。僕も国内牝馬GI全制覇がかかっているから取りたい」と決意を述べた。
提供:デイリースポーツ