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5度目の正直!ヴィルシーナが待望のGI制覇/ヴィクトリアマイル

  • 2013年05月12日(日) 17時00分
 12日、東京競馬場で春の古馬女王決定戦・ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・芝1600m)が行われ、好スタートを決めて道中は2番手で運んでいた内田博幸騎手騎乗の1番人気ヴィルシーナ(牝4、栗東・友道康夫厩舎)が、直線に向いてじわじわと先頭に並びかけると残り180mで僅かに先頭に立ち、中団追走から直線に向いて一気に追い込んだ12番人気ホエールキャプチャ(牝5、美浦・田中清隆厩舎)のゴール前での猛追をハナ差だけ退けて優勝した。勝ちタイムは1分32秒4(良)。

 さらに1/2馬身差の3着に、3番手追走から直線も見せ場十分に伸びてきた5番人気マイネイサベル(牝5、美浦・水野貴広厩舎)が入った。4着には、ゴール前で大外を追い込んだ4番人気ジョワドヴィーヴル(牝4、栗東・松田博資厩舎)、5着に7番人気ドナウブルー(牝5、栗東・石坂正厩舎)の順で確定。

 なお、2番人気ハナズゴール(牝4、美浦・加藤和宏厩舎)は直線で前が狭くなるシーンもあって6着、3番人気サウンドオブハート(牝4、美浦・松山康久厩舎)は見せ場なく14着に敗れ、16番人気フミノイマージン(牝7、栗東・本田優厩舎)は、最後の直線で競走を中止している。

 勝ったヴィルシーナは、父ディープインパクト母ハルーワスウィートその父Machiavellianという血統。昨年の牝馬3冠ロード、桜花賞オークス秋華賞ジェンティルドンナとの直接対決ですべて2着。満を持して挑んだエリザベス女王杯でもまたも2着に敗れて涙を呑んだが、古馬牝馬として迎えた初のGIで、昨年2月の当地・クイーンC(GIII)以来となる久々の勝利、そして「5度目の正直」で叶った嬉しい嬉しいGI初戴冠を見事に決めた。

【勝ち馬プロフィール】
ヴィルシーナ(牝4)
騎手:内田博幸
厩舎:栗東・友道康夫
父:ディープインパクト
母:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
馬主:佐々木主浩
生産者:ノーザンファーム
通算成績:11勝4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年クイーンC(GIII)

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