ドバイワールドC(首G1・ダート2000m)をレコード勝ちするなど、G1・4勝を挙げたドバイミレニアム Dubai Millennium(
父Seeking the Gold)の全弟にあたる
ダージー Dahjee(牡3、英・S.ビン・スルール厩舎)が、日本で種牡馬入りすることとなった。新冠・優駿スタリオン
ステーションで供用される予定。
ダージーは
父Seeking the Gold、
母Colorado Dancer(
その父Shareef Dancer)という血統で、全兄にはドバイミレニアムがおり、叔父には種牡馬
ティンバーカントリー(牡12、
父Woodman、BCジュヴェ
ナイル-米G1、
プリークネスS-米G1)がいる。今年の7月にケンプトン競馬場でデビューしたが、4着に敗れていた。通算成績1戦0勝。
全兄のドバイミレニアムはG1・4勝など10戦9勝という成績で引退、種牡馬入りしたが、
グラスシックネスという牧草についた細菌が内蔵を冒す病気にかかり、01年急逝。産駒は今年2歳の1世代しか残せていないが、すでに現3戦3勝のドバウィ
Dubawi(牡2、英・S.ビン・スルール厩舎)が愛ナショナルS(愛G1)を制している。