戸崎圭のムチに応え、
エバーブロッサムが前を行く
メイショウマンボを必死に追いかけるが、その差はなかなか縮まらない。「勝ち馬が止まってくれなかった。手応えは十分にあったが…」と、鞍上は悔しそうにつぶやいた。初挑戦のGIで2着なら胸を張れる。だが「これがこの馬の最高のレースというわけではない」とキッパリ。「距離が延びても大丈夫だった。まだこれから良くなる」と、秋の反攻を誓った。
1番人気
デニムアンドルビーは直線でジリジリと末脚を伸ばしたが、3着の確保が精いっぱい。最後方から運んだのは前走の
フローラS(1着)と一緒だったが「勝負どころで一気に反応した前走と違って、前の方に取りつくのに時間がかかった」と内田博は悔しそうに振り返る。2月のデビューでキャリアはまだ今回で5戦目。「反応がなくなってからもう1度伸びた。経験を積めば秋が楽しみ」と前を向いた。
提供:デイリースポーツ