11年の阪神JFを制した
ジョワドヴィーヴル(牝4歳、栗東・松田博)が29日、
鳴尾記念(6月1日・阪神、芝2000m)に向けての調教中に、左下腿骨開放骨折を発症。予後不良となり、安楽死の処置が取られた。
同馬は84年の
グレード制導入後、初めてデビュー2戦目でGIを制した。母は95年の阪神3歳牝馬S(現阪神JF)を制した
ビワハイジ。GI6勝を挙げた
ブエナビスタを半姉に持つ超良血馬。
桜花賞6着後は脚部不安で長期休養を余儀なくされたが、前走の
ヴィクトリアマイルでは4着と復活の兆しを見せていた。
松田博師は「ようやく良くなってきて、これからを楽しみにしていたので、こういう結果になったのは本当に残念」とコメントした。通算成績は7戦2勝、獲得賞金は9594万8000円。
提供:デイリースポーツ