24日、北海道新冠町のノースヒルズに向けて栗東トレセンをあとにした
スイートメドゥーサは29日、競走馬登録を抹消された。すでに生まれ故郷のノースヒルズに戻っている
スイートメドゥーサだが「今年は繁殖牝馬としての体づくりに専念し、種付けは来年から行う方針」(ノースヒルズ)とのことだ。通算成績は3戦1勝。
2012年7月、新馬デビューした
スイートメドゥーサは出遅れながらも直線で力強く伸び、快勝しクラシックを有望視された。しかし、その後は2戦ともスタート直後に競走を自ら中止していた。5月19日のレースで調教再審査を課せられたが、同馬の将来を考え引退する運びとなった。
■松元茂樹調教師
「非常に残念ですが、さらにゲートの調教を繰り返すことでこの馬の繁殖馬としての将来性を摘んではいけない、ということで協議の結果、引退・繁殖入りすることになりました。
ローブデコルテの娘という血統的な期待もあります。繁殖牝馬としての活躍を期待しています。」(取材・写真:花岡貴子)