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角居師がウオッカ第2子も含め現1歳馬の受け入れを断念

  • 2013年06月14日(金) 12時00分
 角居厩舎が12年生まれの現1歳馬の預託を全て受けないことが明らかになった。『Team Smii オフィシャルブログ』で12日、角居勝彦調教師(49)=栗東=が明らかにした。預託頭数の削減のためで、JRAでは預託頭数は12年9月30日までは貸付馬房数の3倍(20馬房を超える場合は係数を2倍)、同年10月1日から2・7倍、今年3月1日から2・5倍までにしている。

「成績を上げることで馬房数が増え、それに伴って管理馬が増えていくというルールのもと、それにあわせた厩舎運営をしておりました。(中略)ひとつでも多くの勝利をあげようと取り組んできた積み重ねを否定されるような預託頭数削減に対して、何らかの対応を取らざるをえなくなりました」とブログでは苦しい胸の内を語っている。

 全てのオーナーには11年暮れに説明を終えており、昨年の1年間は全く当歳馬を見に行かなかったという。特定のオーナーの馬だけ、また特定の血統の馬だけを預かるということも行わないという強い決意が記されおり、角居厩舎からは14年の2歳新馬戦、15年クラシックに送り出す馬は1頭もいないことになる。

 取材を受けた角居師は「ブログに記した通りで事実です」とコメント。ウオッカの初子の2歳馬は厩舎に入る予定だが、第2子の1歳馬については「そうなると思います」と預かることができない様子。「せっかく預からせていただいている馬を粗末にはしたくないという思いからです」と理由を明かした。

提供:デイリースポーツ

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