23日、
笠松競馬場で行われた
全日本サラブレッドC(交流G3・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、安藤勝己騎手騎乗の2番人気
ディバインシルバー(牡6、美浦・和田正道厩舎)が、好スタートから2番手に付け4角で先頭に並びかけると、内から伸びた8番人気
ヨシノイチバンボシを1馬身差抑え快勝した。勝ちタイムは1分26秒6(良)。さらに3/4馬身差の3着に6番人気
カセギガシラが入り、1番人気
サイレンスボーイは後方からレースを進めるも直線伸びず8着、道中3番手追走した3番人気
レジェンドハンターは9着に敗れた。なお、4番
カネトシパッションは競走中止した。
勝った
ディバインシルバーは、
父Silver Deputy、
母Be My Baby(
その父オジジアン)という血統の米国産馬。03年
クラスターC(交流G3)を後続に7馬身差をつけるレコードタイムで初重賞制覇。今年に入り
黒船賞、
北海道スプリントC(いずれも交流G3)を勝つも、11月3日の前走
JBCスプリント(交流G1)では、
マイネルセレクトの4着に敗れていた。この勝利が交流重賞4勝目で、通算成績は32戦10勝(うち地方13戦4勝)。鞍上の安藤勝己騎手は99年
マジックリボンで制して以来、同レース4勝目。管理する和田正道調教師は、同レース初制覇。