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小倉でも豊!鮮やか会心騎乗でメイショウナルトがレコードV/小倉記念

  • 2013年08月04日(日) 18時00分
 4日、小倉競馬場で夏開催を彩る伝統の中距離ハンデ戦、小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)が行われ、レース序盤は9番人気メイショウサミット(牡7、栗東・高橋義忠厩舎)が前半1000m通過58秒0での大逃げを打つ中、中団の5〜6番手で待機していた武豊騎手騎乗の3番人気メイショウナルト(セン5、栗東・武田博厩舎)が、4コーナーの手前で一気に先頭へ。最後の直線を向いても勢いそのままに、脚色衰えることなく颯爽と先頭でゴール板を駆け抜け、中団待機策から脚を伸ばした5番人気ラブリーデイ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)に、最後は1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムの1分57秒1(稍重)は、小倉芝2000mのレコードタイム。

 さらにクビ差遅れての3着に、3〜4コーナーで勝ち馬と連れるように動いた1番人気マイネルラクリマ(牡5、美浦・上原博之厩舎)が入った。4着は4番人気ダコール(牡5、栗東・中竹和也厩舎)、5着は6番人気マックスドリーム(セン6、栗東・宮徹厩舎)の順で掲示板は確定した。

 なお、昨年の覇者で2番人気のエクスペディション(牡6、栗東・石坂正厩舎)は見せ場なく6着に敗れている。

 勝ったメイショウナルトは、父ハーツクライ母スターペスミツコその父カーネギーという血統。去勢手術による長期休養などを経て、今年の5月に1年1ヶ月ぶりの戦線復帰を果たすと、2戦目の500万、3戦目の1000万を連勝。1600万に出走した前走・関ヶ原S(中京・2000m)は惜しい2着としていたが、格上挑戦のここは武豊騎手の会心の騎乗が決まって嬉しい重賞初制覇。通算5勝目を挙げた。

 また、レース前の本馬場入場の際には、武豊騎手を背に2004年、2005年の小倉記念を2連覇するなど、現役時代に小倉古馬重賞最多勝の4勝、小倉競馬場最多勝利数8勝を挙げて当地で大活躍したメイショウカイドウ(牡14)が各馬の先陣を切って登場し、これでこのレースには10年連続の参加。場内に詰めかけた大勢のファンから喝采を浴びた。

【勝ち馬プロフィール】
メイショウナルト(セン5)
騎手:武豊
厩舎:栗東・武田博
父:ハーツクライ
母:スターペスミツコ
母父:カーネギー
馬主:松本好雄
生産者:鎌田正嗣
通算成績:18戦5勝(重賞1勝)

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