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圧勝のトウケイヘイロー清水久師「天皇賞・秋へ直行します」/札幌記念

  • 2013年08月19日(月) 12時00分
 サマー2000シリーズ第4戦「第49回札幌記念・GII」(芝2000m)は18日、函館11Rに16頭で争われ、スタートを決めた2番人気のトウケイヘイロー(栗東・清水久)が鮮やかに逃げ切り、3連勝で重賞4勝目を挙げた。勝ちタイムは2分6秒5。2着には6馬身差で8番人気のアスカクリチャン、さらに4馬身差の3着には14番人気のアンコイルドが入った。なお、1番人気のロゴタイプは直線で伸びを欠き、5着に敗れた。

 それまでの雨風がウソのようにスカッと晴れ渡った表彰式の壇上に、武豊は立っていた。何もなかったかのように勝負服は真っさら。「函館で行われる札幌記念はなかなかないですからね。おやじの故郷ですし、うれしいです」。9、10Rを連勝して迎えたGII戦。今夏最大の上がり馬トウケイヘイローとともに逃走劇を演じ、人馬ともに鮮やかな3連勝で北の大地のファンを魅了した。

 終わってみれば6馬身差の圧勝劇。GI馬5頭を引き連れた堂々の走りに、ユタカは「どれだけやれるかと思っていたけど、これだけのパフォーマンスを見せてくれた。もうこの馬の強さは本物。今後がさらに楽しみになった」。自身もサマージョッキーズシリーズの首位を快走。「記念を荒らしているね。ここまで来たら当然、意識します」とスマイルがはじけた。

 清水久師は「強い内容でした。使うごとに力をつけていますね」と成長力に感心しきり。この勝利により今年のサマー2000シリーズの優勝が事実上決定。「確定ですか?狙っていたタイトルですからね」と安堵(あんど)感をにじませた。

 今後は近日中に栗東へ戻り、状態を確認したうえで在厩か放牧かを見極める。陣営の思いにブレはない。指揮官は「当初の予定通り次戦は天皇賞・秋(10月27日・東京、芝2000m)へ。直行します」と高らかに盾獲りを宣言。この秋、一気に頂点を獲りにいく。

提供:デイリースポーツ

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