21日午前5時半ごろ、凱旋門賞を目指すキズナ(栗東・佐々木晶三厩舎)は武豊騎手を背に坂路コースで追い切られた。CWコースを周回後、アップトゥデイトとの併せ馬で進められ、時計は50.5-37.3-24.4-12.3。これまでの自己ベスト(8月14日に記録した52.3-38.4-25.2-12.5)を大幅に縮める好時計を叩き出した。
追い切り後、武豊騎手は記者たちに対し次のように答えた。
「キズナはすごい時計を出すタイプではないけど、乗っていて『速いな』とは思った。馬場が軽かったにしても、いい時計。本当にいい動きでした。...