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オリヴァー騎手、禍根残す14日間の騎乗停止

  • 2017年08月17日(木) 10時36分
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キャリア2000勝を数えるオーストラリアの名手、D・オリヴァー騎手(45)の発言が波紋を呼んでいる。この日、自身が受けた制裁に関して日本でもお馴染みC・ウィリアムズ騎手(39)等の「stitched up」(文脈的には「でっち上げ」と意訳すべきだろうか)によるものだと周囲に不満を漏らしたのだ。

事の発端は、8月16日にヴィクトリア州ラドブロークス・サンダウン競馬場で実施されたメトロポリタン開催の第1レース「Sheamus Mills Bloodstock Handicap (芝1200m)」
4枠スタートから主導権を奪いに行ったオリヴァー騎乗のRedcore(父ショワジール・Gユーレ厩舎)が3コーナー手前で複数の馬に対して不利を与える主因となったことから、5着降着と14日間騎乗停止の制裁処分を受けたものである。

今回の事象の非をオリヴァー騎手は認めてはいるものの、ひとつ内の枠からスタートしたウィリアムズ騎乗のEsperance(父バーナーディニ・Jカミングス厩舎)が最後まで抵抗したことによるアクシデントであった、という自身の主張が裁定に加味されることはなかった。

実際パトロール映像では、圧倒的1番人気である同馬が、半ば暴走気味に3コーナーへ突入し、The Sword、Secret Reward、Spirit Of Aquadaらの進路を直接カット、加害しているのが見て取れる。
ウィリアムズ騎手についても、「ゲート直後から制御できず、ほぼ乗っているだけだった。」とEsperance号の気性の悪さに言及したが、裁決がオリヴァー騎手の騎乗停止期間を減免するまでには至らなかったようだ。

今回の処分により、オーストラリア競馬17-18シーズンの最初に行われるG1・メムジーS(9月2日・コーフィールド芝1400m)は騎乗不可となり、同騎手にとっては手痛い開幕を迎えることとなってしまった。
ネタ元のURL
https://www.racing.com/news/2017-08-16/outed-oliver-lashes-selfish-williams

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